応援される人の育て方

バスケスクール

この記事では、「応援される人の育て方」についてお話しします。

コーチの目標の1つは、子どもたちが応援される存在になるよう育てることです。

ではどうやって応援される人を育てるのか、以下で詳しく説明します。

応援される人が持つ3つの魅力

子どもたちがバスケを続けていくにあたって周りの人の応援が不可欠です。

その時に、”子どもだから”応援するのではなくて、ひとりひとりが”魅力的だから”応援したいと思ってもらえることが重要です。

そこでまず最初に、応援される人が持っている3つの魅力について説明します・

①思いやり

応援される人には、思いやりの心が欠かせません。

周りの人の気持ちや状況を理解し、助けることができる優しさが重要です。

具体的には、練習を教えてあげる、良いところを褒め合う、言葉を考えながら注意できるなどの行動があります。

②粘り強さ

次に、応援される人には粘り強さがあります。

バスケの練習や試合で困難な状況に直面したとき、諦めずに努力を続ける姿勢が求められます。

チームで◯本決めるまでシュートする、2分4点ビハインドの状況でスクリメージをやるなど、プレッシャーのかかる場面で前向きに取り組めるタフな選手です。

③勇気

最後に、応援される人には勇気が不可欠です。

自分の意見や信念を持ち、それをはっきりと表現する勇気が必要です。また、失敗や困難に立ち向かう度胸も重要です。

ボールを持ったら周りを見てプレーの選択ができる、分からないことを質問できるなど、細かい部分で勇気が試されます。

魅力を育てる方法

具体的には3つあります。

  1. 良いところを褒める
  2. 意見を認める
  3. 失敗を励ます

①良いところを褒める

子どもたちの魅力を引き出すためには、積極的に良いところを褒めます。

自信がつくのは、成長した姿や努力を理解されるからです。

ひとりひとりの取り組みや進歩に目を配り、結果でなく行動を褒めましょう。

例えば、「今日の試合で素晴らしいパスを出したね!チームメイトをサポートする力があるんだ」といった具体的なフィードバックを与えることで成長を促します。

②意見を認める

子どもたちが魅力的な存在になるためには、彼らの意見を尊重し認めることが重要です。

練習や戦術に関して、彼らの意見やアイデアを聞いてみましょう。

彼らが自分の声が届く環境であることを感じることで、より一層積極的に参加し、チーム全体の成長に貢献できるようになります。

③失敗を励ます

失敗は成長のチャンスです。子どもたちが失敗した時には、励ましサポートをします。

ミスを咎めるのでなく、再チャレンジする勇気を持たせましょう。

前向きに再チャレンジするには、何が上手くいかなくて次どんな行動をするかまで一緒に話し合うことがポイントです。

失敗から学び成長する過程を共に歩んでいくことで、魅力的な個性を育むことができます。

まとめ

以上が、応援される人の育て方についてのポイントです。

子どもたちが思いやり、粘り強さ、勇気を持ち、魅力的な存在となるためには、私たち大人のサポートが欠かせません。

良いところを褒め、意見を認め、失敗を励ますことで、子どもたちの成長を促しましょう。

皆さんの指導のもと、たくさんの応援される魅力がある子が育つことを願っています。

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